「子育て」と「仕事」ここなら両立できる
遡ること17年。たまたま歯科助手の募集チラシを見つけたのが、後の職場となる高陽歯科医院でした。私にとって歯医者は緊張する場所というイメージがありましたが、高陽歯科医院はアットホームな雰囲気が心地良く、最後までしっかりと治してもらえる安心感もあり、ここで働きたいと思いました
歯科助手経験はゼロでしたが、私は未知なる世界に飛び込むのが好きな性格なので不安は感じませんでした。できるかできないかを考えるよりも、まずはやってみようというタイプ。常にノートとペンをポケットに忍ばせ、メモをひたすら取る日々を過ごしました。高陽歯科医院では6年お世話になり、現在は倉掛歯科医院に移動して11年目を迎えます。
入社当時、まだ2歳と3歳の年子を抱える母親でもありました。子どもの病気や怪我などで、突発的に休みが必要になることも。そんなある日、先輩ママが「子どもに何かあった時に一緒にいられるのは、今しかないのよ。すぐに帰りなさい」と声を掛けてくれました。その言葉がどれほど私の背中を押してくれたことか…。今思い出しても涙が出るほど深く心に残っています。子を持つ母として、仕事と子育てを両立していくことを決意した瞬間でもありました。こうして仕事も子育ても妥協することなく長く働いてこられたのは、周りのサポートがあってこそ。素晴らしい仲間に恵まれていることに心から感謝しています。
歯科助手の主な仕事は、治療をスムーズに行うための事前準備や治療のサポートです。仕事をする上で何より大切なこと、それは「気配り」だと感じています。歯医者は「怖い・痛い・行きたくない」そんな患者さまのお気持ちは表情から感じとれます。安心して治療していただけるように声かけを忘れないなど、患者さまの目線に立ち、寄り添えるよう意識しています。治療が終わり「もっと早く来ればよかった」「歯医者に対するイメージが変わった」という言葉をいただけると、喜びとやりがいを感じます。患者という立場からスタートした私の仕事。これからも自分にできることを探求していきたいと思います。
職場と仲間に恵まれ、安心して働ける場所を見つけることができた私は、とても幸せ者です。研修制度が充実（私も一緒に勉強したいくらい…）しているので、未経験者でも安心して働くことができます。何事もまずは挑戦する気持ちを大切にしてほしい。不安を希望に変えて前向きにチャレンジしてください。
